日本社会全体にとって、医療者の不足は深刻な問題として、医療の質の低下を招いている。都市部でさえも医療者が不足している現状は、それ以外の地域、とくに離島や過疎地域でさらに深刻な事態に陥っている現状がある。
本来、人員の分配をはじめとする調整は国がなさねばならないことかもしれない。
現在、地域医療というのは、都市部よりも僻地や離島でかなり濃密に実践されている。
医師や看護師をはじめとする医療者にとって、このような地域で、自らの医療人生約40年のうち1年や2年は真の地域医療を学び実践し、将来の自己の医療人としての完成の糧とすることは、大いに意味のあることである。
都市部で離職する多くの医療者を吸収し、真の地域医療の学びの場を提供することを目的とし、将来、全ての医療者が、地域医療を自分の医療人生の中で1年や2年経験し、地域社会に貢献することが当たり前の時代を生み出してゆくことを目標としてゆきたい。
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